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「トイトレ、いつ始めればいい?」、トイレトレーニング
Vol.269生活・育児

「トイトレ、いつ始めればいい?」、トイレトレーニング

レディネスのサインを確認してから始める。多くは2歳〜2歳半頃に開始。焦らないことが最も大切

生活・育児1〜3歳5
おかもん先生小児科専門医愛育病院 小児科

参考文献 5·Q&A 5問収録

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この記事のポイント

  • レディネスのサインを確認してから始める
  • 開始の目安は2歳〜2歳半頃
  • 焦らないことが最も大切

愛育病院 小児科おかもん先生 だより Vol.269

「トイトレ、いつ始めればいい?」、トイレトレーニング

こんにちは。愛育病院小児科のおかもん先生です。

トイトレは、外来でもよくご相談をいただくテーマです。「何歳までに終わらせるべき」というゴールがあるわけではなくて、お子さんの発達に合わせて進めるのが基本です。今回は、始めどきや進め方、うまくいかないときの考え方をお伝えします。

Q1.「いつ始めればいい?」

——トイトレはいつ始めるべきですか?

お子さんのレディネス、つまり準備が整っているかを確認してから始めるのがおすすめです [1]

レディネスのサイン詳細
2時間以上おむつが濡れない膀胱の成熟
排尿・排便を知らせる自覚がある
自分でズボンを下ろせる運動能力
トイレに興味を示す親の真似をしたがる
簡単な指示に従える理解力
年齢の目安多くは2歳〜2歳半頃

「準備が整わないうちに始めると、かえって時間がかかってしまうことも多いです。」

ポイント

  • レディネスのサインを確認してから始める
  • 開始の目安は2歳〜2歳半頃
  • 焦らないことが最も大切

Q2.「どうやって進めればいい?」

——具体的な進め方を教えてください

段階的に進めましょう [2]

ステップ内容
1. 興味づけトイレの絵本を読む、親のトイレを見せる
2. 座る練習補助便座やおまるに座る(出なくてもOK)
3. タイミング起床後、食後にトイレに座る
4. パンツに日中はパンツで過ごす
5. 夜間最後に完了(焦らない)
成功のコツ
成功したら大げさに褒める
失敗しても叱らない
シールカレンダーでモチベーション
暖かい季節に始めると楽

ポイント

  • 段階的に進める
  • 成功を褒め、失敗を叱らない
  • シールカレンダーが効果的

Q3.「うまくいかない時は?」

——なかなか進みません

一度中断するのも大切な判断です [3]

うまくいかない場合対応
嫌がる1-2か月休んでから再開
便だけトイレでできない便秘を治してから
後戻りストレスが原因のことが多い
3歳半以降も進まない小児科に相談
後戻りの原因
弟・妹の誕生
引っ越し、入園などの環境変化
叱りすぎ
便秘

ポイント

  • うまくいかなければ一度休む
  • 後戻りは環境変化が原因のことが多い
  • 便秘があれば先に治療

Q4.「夜のおむつはいつ取れる?」

——夜もパンツにすべきですか?

夜間の排尿コントロールは日中より遅れるのが正常です [4]

年齢夜間のおむつ
3歳夜のおむつは普通
5歳約15%がまだ夜間に濡れる
7歳約5-7%が夜尿症

「夜間のおむつは体の成熟を待つしかありません。起こしてトイレに連れて行くのは、効果がなく睡眠を妨げるため推奨しません。」

ポイント

  • 夜間は日中より遅れて当然
  • 5歳まで夜のおむつは珍しくない
  • 夜中に起こす必要はない

Q5.「保育園との連携は?」

——保育園でもトイトレしてくれますか?

家庭と保育園で一貫した方針が大切です [5]

連携のポイント内容
情報共有家庭での進み具合を伝える
方針の統一声かけや対応を揃える
着替えの準備多めに持たせる
焦らない園と家で進度が違っても普通

「保育園の先生はトイトレのプロです。困った時は相談してみてください。」

ポイント

  • 家庭と園で方針を統一
  • 着替えは多めに準備
  • 保育園の先生に相談してOK

今号のまとめ

  • レディネスを確認してから開始
  • 成功を褒め、失敗を叱らない
  • うまくいかなければ一度休む
  • 夜のおむつは焦らない
  • 保育園と連携して進める

あわせて読みたい

  • Vol.264「便秘の生活指導」
  • Vol.265「おむつかぶれ」
  • Vol.229「夜尿症」

ご質問・ご感想

「トイトレが進みません」「いつから始めるべきか迷います」など、ご経験やご質問がございましたら、お気軽にお寄せください。

愛育病院 小児科 おかもん先生

本メルマガの内容は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。お子さまの症状についてはかかりつけの小児科医にご相談ください。

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※ この記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。お子さんの症状が心配な場合は、かかりつけの小児科医にご相談ください。

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