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個別健診(医療機関)無料(公費)必須

9〜10ヶ月健診

生後9〜10ヶ月

都内の指定医療機関(かかりつけの小児科等)で受ける個別健診です。11ヶ月になる前日までに受診してください。つかまり立ち・ハイハイなどの運動発達と、指先の細かい動き、言語発達の前段階(喃語)を確認する重要な健診です。

医師のチェックポイント

1
つかまり立ち・ハイハイ

つかまり立ち、ハイハイ(ずりバイを含む)の運動発達を確認します。

おかもん先生のひとこと

ハイハイをせずに直接つかまり立ちする赤ちゃんもいます。移動手段がなんらかの形で獲得されていれば問題ありません。ただし、下肢のつっぱりが強い、左右差がある場合は精査を検討します。

2
小さなものをつまむ(ピンサーグラスプ)

親指と人差し指で小さなもの(ボーロ菓子など)をつまめるか確認します。

おかもん先生のひとこと

ピンサーグラスプは微細運動発達の重要な指標です。10ヶ月頃までに獲得されるのが標準的です。まだ熊手づかみ(手のひら全体で掴む)の場合は、経過観察とします。

3
喃語・コミュニケーション

「まんまん」「ばばば」などの喃語、名前を呼ぶと振り向くか、バイバイなどの模倣ができるか確認します。

おかもん先生のひとこと

言語理解の前段階として、名前への反応、指差しの始まり、大人の行動の模倣(バイバイ、パチパチ)を見ています。これらは対人コミュニケーションの基盤です。

4
後追い

母親が離れると泣く(後追い)があるか確認します。

おかもん先生のひとこと

後追いは愛着形成の重要な指標です。後追いがまったくない場合は、対人関係の発達について注意深くフォローします。

5
歯の萌出状況

歯の本数、虫歯のリスク因子をチェックします。

おかもん先生のひとこと

この月齢では上下の前歯が生え揃い始める時期です。歯の萌出が遅い場合も個人差の範囲であることが多いですが、1歳を過ぎてもまったく生えない場合は歯科医に相談を。

持ち物・準備リスト

  • 母子健康手帳
  • 9〜10ヶ月児健康診査受診票
  • 健康保険証・乳幼児医療証
  • お気に入りのおもちゃ
  • 日頃の発達メモ

よくある質問

まだハイハイしません。大丈夫ですか?

ハイハイは必ずしも全員がするわけではありません。おしり歩き(シャフリング)やずりバイで移動する赤ちゃんもいます。何らかの方法で自分から移動しようとしていれば問題ありません。11ヶ月を過ぎてもまったく移動手段がない場合は相談してください。

つかまり立ちをしますが、すぐ転倒します

つかまり立ちを始めた初期は不安定で転びやすいのが当然です。家具の角にクッション材をつける、床にマットを敷くなどの安全対策をしましょう。つかまり立ちから伝い歩きへと進む過程は個人差が大きいです。

まだ「ママ」と言いません。言葉が遅いですか?

9〜10ヶ月では意味のある単語(初語)はまだ出ないのが普通です。「まんまん」「ばばば」などの喃語が出ていて、名前を呼ぶと振り向く、簡単な指示(ダメ、おいで等)に反応するなら言語発達は順調です。初語の出現は1歳〜1歳半が標準的です。

夜泣きがひどくて困っています

9〜10ヶ月は脳の発達に伴い夜泣きが増える時期です。生活リズムを整える(朝は明るく、夜は暗く静か)、寝る前のルーティンを作る(入浴→絵本→就寝)などが有効です。夜泣き自体は病気ではなく、成長とともに改善します。

ワンポイントアドバイス

  • 予防接種のスケジュールが順調か、この機会に確認しましょう

  • 事故防止(転落・誤飲・やけど)の環境整備について相談するのもよいでしょう

  • 赤ちゃんが人見知りで泣いても、医師は慣れているので心配しないでください

  • 離乳食が3回食に進んでいるか、栄養バランスについても相談できます

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※ この情報は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。 健診の時期や内容についてはかかりつけの小児科医にご相談ください。